緊張>>集中 だったかな。紀平さん

 今回は、悪い波に乗っているようですね。

SPのはじめのポーズの時にもう顔が引きつっているから、これはやばいな、と思いましたが案の定。3Aは派手に転倒。気持ちの整理がつかなかったのか、どこか痛めたのか、タイミングなのか、3-3が3-2になる始末。後半は本来の動きが出てきたけれど、後の祭り。

これまでもSPは良いときはGPファイナルだけで、あとは最初の3Aは失敗していたから今回失敗してもああ、またね。という程度の出来。むしろ3-3が3-2になってしまったのがあまりにも平常心からかけ離れていたのでは?と心配になります。

 筋肉の話は面白かったから筋肉にまで気を払う紀平さんと好意的に受け止められました。

今回は靴の調子が悪いこと、テープの巻き方でナーバスになっていましたが、メディアは靴のコンディションまで気を使って最良にしないと成功しない3Aとむしろ彼女が客観的、冷静に分析できていると褒めています。

僕はそれは違うだろう、と思っています。このまま、靴のことに気を使いすぎているとFSでせいぜい130点台。200点ギリギリ超えて台乗り不可能になる可能性あると思う。筋肉が気になるのも、靴が気になるのも、以前コーチが言っていた、カメラのフラッシュが、、、という敗戦の弁を言っている紀平さんと本質的には同じだと思う。ザギトワGPファイナルで勝てなかった時、重圧があって、と正直に話していたことの方が16歳としては説得力あったな。

フランス杯では氷のコンディション悪いこともあり、全員が低調であの点数でも逆転優勝出来ましたが、今回はライバルの出来が良く、220点超でないと優勝はむづかしい。とすると、FS150点台に乗せないといけない計算になります。

 チャレンジャーであることを思い出して、全力でFSに臨めるといいな。

 実力的には、世界一であることは認められているのだから、堂々とA beautiful stormを表現してほしいですね。

 知ったかぶりをしているだけの私は明日の検討を祈り、Red bullを飲みます。